APEX Legendsをプレイしていて、急に画面がカクついたり、敵に撃ち負けたり…「ラグい」と感じたことはありませんか?そのラグは、あなたのPCや回線の設定を見直すだけで改善できるかもしれません。
・【徹底解説】Apex Legendsがラグいのはなぜ?原因と解決策
この記事では、ラグの主な原因を特定し、今日からすぐに試せる具体的な解決策を分かりやすく解説します。

【徹底解説】Apex Legendsがラグいのはなぜ?原因と解決策

Apex Legendsをプレイ中にラグがひどい、画面がカクつく、敵に撃ち負ける…その原因はどこにあるのでしょうか?
ここでは、通信環境とPC/PS5のスペックの2つの側面から、ラグの根本的な原因を徹底的に解説し、具体的な解決策を詳しくご紹介します。
通信環境の問題

Apex Legendsのようなオンラインゲームでは、安定した通信環境が何よりも重要です。回線速度が遅かったり、通信が不安定だったりすると、ラグが頻繁に発生します。
1. 回線速度の不足
まず、インターネット回線そのものの速度が、ゲームに必要な帯域幅を満たしていない場合があります。オンラインゲームを快適にプレイするには、下り速度が30Mbps以上、上り速度もそれに準じた速度があると理想的です。
特に、Wi-Fi接続は電波干渉を受けやすく、有線接続に比べて不安定になりがちです。家族が同時に動画視聴や大容量ファイルのダウンロードを行っている場合、回線が圧迫されてラグが発生することもあります。
【解決策】
・有線接続に切り替える: 無線ルーターを使っている場合でも、ゲーム機やPCをLANケーブルでルーターと直接つなぐだけで、通信速度と安定性が劇的に向上します。
・回線速度の測定: Speedtestなどのツールを使って、現在の回線速度を定期的に測定してみましょう。速度が低い場合は、より高速な光回線への乗り換えを検討するのも良いでしょう。
2. パケットロスの発生
パケットロスとは、通信中にデータの一部が欠落してしまう現象のことです。
これにより、ゲーム内でキャラクターがワープしたり、敵の動きがカクカクしたり、銃声やヒットマークが遅れて表示されたりといった症状が起きます。
パケットロスは、通信が不安定な環境で起こりやすく、ゲームプレイに深刻な影響を与えます。
【解決策】
・ルーターの再起動: 長時間電源を入れたままのルーターは、動作が不安定になることがあります。一度電源を抜き、数分待ってから再起動してみましょう。
・ルーターの買い替え: 購入から数年以上経っているルーターは、最新の通信規格に対応していなかったり、劣化していたりする可能性があります。ゲーミングルーターなど、高速通信に特化した製品に買い替えることで、通信環境が改善される場合があります。
3. ルーターやLANケーブルの不調
意外と見落としがちなのが、ルーターやLANケーブルといった機器の不調です。ルーターの故障はもちろん、LANケーブルの断線や劣化も通信不良の原因となります。
また、LANケーブルには規格があり、古い規格のケーブル(カテゴリ5など)は、高速通信に対応していない場合があります。
【解決策】
・LANケーブルの確認: カテゴリ6A以上の高速通信に対応したLANケーブルを使用しているか確認しましょう。もし古いケーブルを使っている場合は、新しいものに交換するだけで通信速度が安定することがあります。
・機器の確認: ルーターやLANケーブルのランプが正常に点灯しているか、破損がないかなどを確認しましょう。
2. PCやPS4/PS5本体の問題

PCやゲーム機のスペックが不足していたり、設定が適切でなかったりすることも、ラグの大きな原因となります。
1. スペック不足
PCの場合、CPU(プロセッサ)、GPU(グラフィックカード)、メモリ(RAM)がゲームの推奨スペックを満たしていないと、ゲーム内の処理が追いつかず、カクつきやフレームレートの低下が発生します。特にグラフィックの処理を担うGPUの性能は、ゲームの快適さに直結します。
【解決策】
・グラフィック設定の調整: ゲーム内のグラフィック設定をできるだけ下げてみましょう。影やエフェクト、テクスチャの品質を落とすことで、PCへの負荷を軽減できます。
・パーツの交換: PCのスペックに限界を感じる場合は、GPUやメモリの増設を検討しましょう。特にメモリは比較的安価に増設でき、効果を体感しやすいパーツです。
2. グラフィック設定が高すぎる
PCのスペック自体は満たしていても、ゲーム内のグラフィック設定が高すぎるために、PCに過剰な負荷がかかっている場合があります。高画質モードやレイトレーシングといった設定は、見た目は美しいですが、その分GPUに大きな負担をかけます。これが処理落ちや、入力遅延の原因になります。
【解決策】
・設定の最適化: プレイ環境に合わせて、垂直同期(V-Sync)をオフにする、テクスチャストリーミングの割り当てを減らすなど、設定を細かく見直しましょう。
・設定の一括変更: とりあえず快適なプレイを目指すなら、すべての設定を「低」に設定し、そこから少しずつ上げていく方法がおすすめです。
3.グラフィックドライバーを最新版にする
グラフィックドライバーは、PCのグラフィックカードを正しく動かすためのソフトウェアです。このドライバーが古いと、ゲームの最新バージョンに最適化されておらず、パフォーマンスが低下する原因になります。ドライバーのアップデートには、ゲームの動作を安定させたり、パフォーマンスを向上させたりする効果が含まれていることが多いです。
【解決策】
・NVIDIA、AMDの公式サイトからダウンロード: お使いのグラフィックカードメーカー(NVIDIAまたはAMD)の公式サイトにアクセスし、最新のドライバーをダウンロードしてインストールしましょう。
・Geforce Experience/AMD Radeon Softwareを使う: 専用のソフトウェアをインストールしておけば、自動的に最新のドライバーを検知し、簡単にアップデートできます。
4.ゲーム内の設定を最低にする
PCのスペックに対して、ゲーム内のグラフィック設定が高すぎると、PCに過剰な負荷がかかります。高画質モードやレイトレーシングといった設定は、見た目は美しいですが、その分GPUに大きな負担をかけます。これが処理落ちや、入力遅延の原因になります。
【解決策】
・設定の一括変更: とりあえず快適なプレイを目指すなら、すべての設定を「低」に設定し、そこから少しずつ上げていく方法がおすすめです。
・垂直同期(V-Sync)をオフにする: 画面のティアリング(横ずれ)を防ぐ機能ですが、入力遅延の原因になることがあります。これをオフにすることで、ラグが改善される場合があります。
5.電源プランを「高パフォーマンス」にする
Windowsの電源プランが「バランス」や「省電力」になっていると、PCのパフォーマンスが制限され、ゲーム中に十分な性能を発揮できないことがあります。これは、特にノートPCでバッテリー駆動している場合に起こりやすい問題です。
【解決策】
・電源プランの変更: コントロールパネルから「電源オプション」を開き、「高パフォーマンス」に設定しましょう。これにより、PCがゲームに十分な電力を供給するようになります。
6. ネットワーク環境を改善する
オンラインゲームでは、安定した通信環境が何よりも重要です。回線速度が遅かったり、通信が不安定だったりすると、ラグが頻繁に発生します。
7.LANケーブルで有線接続する
Wi-Fiは便利ですが、電波干渉を受けやすく、通信が不安定になりがちです。LANケーブルを使った有線接続は、通信速度と安定性が向上するため、ラグを大幅に減らすことができます。特にFPSゲームでは、わずかな遅延が勝敗を分けるため、有線接続が推奨されます。
【解決策】
・ルーターとPC/ゲーム機を直接つなぐ: LANケーブルでルーターとPCやPS5を直接つなぎましょう。これにより、無線通信の不安定さを解消できます。
・カテゴリー6A以上のケーブルを使う: ケーブルの規格が古いと、高速通信に対応していない場合があります。カテゴリ6A以上のケーブルを使うことで、安定した通信速度を確保できます。
8.ルーターを再起動する
長時間電源を入れたままのルーターは、動作が不安定になることがあります。通信不良やパケットロスの原因になることもあるため、定期的な再起動が効果的です。
【解決策】
・電源の抜き差し: 一度ルーターの電源を抜き、数分待ってから再度電源を入れましょう。これにより、ルーターの状態がリセットされ、通信が安定する場合があります。
9.回線速度を見直す
そもそも契約しているインターネット回線が遅い、または通信が混雑している可能性があります。特に光回線ではない場合、回線速度がゲームの推奨速度を下回っているかもしれません。
【解決策】
・回線速度の測定: Speedtestなどのツールを使って、現在の回線速度を測定してみましょう。速度が低い場合は、より高速な光回線への乗り換えを検討するのも良いでしょう。
10.バックグラウンドで他のアプリが起動している
ゲーム中にブラウザや動画再生ソフト、Discordなどの通話ツールを同時に起動していませんか?これらのアプリは、PCのCPUやメモリといったリソースを消費します。特に複数のアプリを同時に立ち上げていると、ゲームに割り当てられるリソースが減少し、動作が不安定になります。
【解決策】
・不要なアプリの終了: ゲームを始める前に、タスクマネージャーを開いて、不要なアプリを終了させましょう。
・Windowsのゲームモード: Windowsには、ゲームプレイを優先する「ゲームモード」が搭載されています。これをオンにすることで、バックグラウンドのプロセスを抑制し、ゲームにリソースを集中させることができます。
まとめ

Apex Legendsでのラグは、主に通信環境とPC/ゲーム機のスペックの2つが原因です。回線速度が遅い、Wi-Fi接続が不安定、ルーターやLANケーブルが古いといった通信の問題は、有線接続への切り替えやルーターの再起動で改善されることがあります。
一方、PCのスペック不足やグラフィック設定が高すぎる場合は、ゲーム内の設定を最低にする、グラフィックドライバーを最新版にするといった対策が有効です。
これらの解決策を試すことで、ラグを減らし、より快適にApex Legendsを楽しめるはずです。
どうしても改善されない場合は、PCや回線の専門家に相談してみるのも良いでしょう。
