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VALORANTを始めたばかりで、「みんなが何を話しているのかわからない…」と困っていませんか?
FPS(一人称視点シューティング)ゲームには、独自の専門用語がたくさんあります。これを知らないと、チームメイトとの連携がうまくいかなかったり、配信を見ても何が起きているのか理解できなかったりします。
・試合形式と役割に関する基本用語は?
・マップに関する用語は?
この記事では、VALORANTをプレイする上で最低限覚えておきたい、そして知っておくとグッとゲームが楽しくなる専門用語を、初心者向けに分かりやすく解説していきます!

試合形式と役割に関する基本用語

VALORANTのゲームを理解する上で、まず最初に知っておくべき基本的なルールや役割に関する用語です。これらの用語は、ゲーム全体のお金の流れや、試合の目標を把握する上で欠かせません。
ラウンド
1試合は複数の「ラウンド」で構成されています。攻撃側と防衛側に分かれ、先に13ラウンド取ったチームが勝利となります。同点の場合はオーバータイム(延長戦)に突入することもあります。各ラウンドは時間制限があり、時間内に目標を達成できないと、特定の条件で勝利が決まります。
サイト(Site)
マップ上に複数ある、攻撃側がスパイク(爆弾)を設置できる場所のこと。通常「Aサイト」「Bサイト」のように呼ばれます。サイトは、攻撃側が目標とするエリアであり、防衛側はここを死守する必要があります。
スパイク(Spike)
攻撃側がサイトに設置する爆弾。設置後に爆破されると、攻撃側の勝利となります。防衛側は設置されたスパイクに近づき、キーを長押しして解除(ディフューズ)することで勝利できます。
エコラウンド(Eco Round)
「エコノミーラウンド」の略。前のラウンドで負けてお金が少ないときに、次のラウンドで強力な武器やスキルをあまり買わず、お金を節約する(エコする)戦術のこと。ピストルだけで戦う「ピストルラウンド」もエコラウンドの一種です。
バイラウンド(Buy Round)
エコラウンドとは反対に、お金をしっかり使って強力な武器やスキルを購入するラウンドのこと。「フルバイ」とも言います。チーム全員がアサルトライフルやオペレーターなどの高価な武器を揃えるのが一般的です。

プレイヤーの行動に関する用語

ゲーム中にチームメイトが使う、プレイヤーの具体的な行動や戦術に関する用語です。これらの用語を知ることで、チームメイトが今何を求めているのか、何をしているのかを素早く理解できます。
ピーク(Peek)
壁や角から体を少しだけ出して、敵の様子を伺ったり、射撃したりすること。「顔を出す」とも言います。急に飛び出す「ジャンプピーク」や、ゆっくり覗き込む「ショルダーピーク」など、さまざまなテクニックがあります。
プリエイム(Pre-aim)
敵が出てくるであろう場所に、あらかじめ照準を合わせておくこと。敵が顔を出した瞬間に撃てるように準備しておく、VALORANTで最も重要なテクニックの一つです。
リテイク(Retake)
敵にサイトを制圧された後、味方全員でそのサイトを奪い返す(取り返す)こと。特に、スパイクが設置された後に行うことが多く、防衛側の最終的な目標となります。
トレードキル(Trade Kill)
味方が敵に倒された直後、その敵を別の味方が倒し返すこと。1対1交換で敵を倒すことで、チームの人数差をつけさせないための重要な連携プレイです。「ナイス、トレード!」のように使います。
ラーク(Lurk)
チームメイトとは別行動をして、敵の予想外の場所から攻める、あるいは裏取りを狙うこと。敵がメインの攻めを警戒している間に、別のルートから奇襲をかけるのが狙いです。
プラント(Plant)
攻撃側がスパイクをサイトに設置すること。「スパイクをプラントする」のように使います。スパイク設置後は、設置した場所に有利なポジションから守るのが基本戦略です。
ディフューズ(Defuse)
防衛側が設置されたスパイクを解除すること。「スパイクをディフューズする」のように使います。解除には時間がかかるため、解除中のプレイヤーは無防備になります。
エントリー(Entry)
サイトに一番最初に突入すること。デュエリストなどのエージェントがこの役割を担うことが多く、チームメイトのサポートを受けながら、サイトの安全を確保します。
ローテーション(Rotation)
敵が攻めてきたサイトから、別のサイトへ移動すること。「Aサイトに敵が集まってるからBサイトにローテーションしよう」のように使われます。

マップに関する用語

ゲーム内の各マップには、プレイヤー間で共通認識となっている特定の場所やルートを指す名称があります。これらを知ることで、位置情報の共有がスムーズになります。
CT(Counter-Terrorist)
防衛側がラウンド開始時にスポーン(出現)する場所。元々は別ゲームの用語ですが、VALORANTでも防衛側のことを「CT」と呼ぶことがあります。
メイン(Main)
サイトに続く主要な通路や入り口のこと。例えば、「アセント」のAサイトに続く「Aメイン」など。
ヘブン(Heaven)
サイトを見下ろせる高所のこと。「ヘブンに敵がいる」のように、敵の位置を伝えるときに使われます。
ヘル(Hell)
ヘブンの対義語で、サイトの低い場所や隠れた場所のこと。
ミッド(Mid)
マップ中央のエリアのこと。多くのマップで、両サイトへアクセスできる重要な場所です。
スポーン(Spawn)
ラウンド開始時にチームが出現する地点のこと。
ランプ(Ramp)
斜面やスロープになっている場所のこと。

その他よく使われる用語とスラング

ゲーム内のシステムや、プレイヤー間で頻繁に使われる俗語や略語です。これらを知っていると、よりスムーズにコミュニケーションが取れます。
EZ
「Easy」の略で、「簡単だ」という意味。相手を煽る意図で使われることが多く、あまり良い印象を与えません。
チル(Chill)
「落ち着く」や「リラックスする」という意味。焦ってプレイしている味方に対して、「チルして(落ち着いて)いこう」のように声をかけるときに使います。
エコノミー(Economy)
チーム全体の所持金の状況のこと。「相手はエコノミーが厳しいから、次のラウンドはフルバイできるぞ」といった形で使われます。
グリッチ(Glitch)
ゲームのバグや不具合のこと。意図しない行動や現象が起きたときに使われます。意図的に悪用することは禁止されています。
ADS(Aim Down Sight)
武器のスコープを覗き込むこと。ADSをすることで、精密な射撃が可能になりますが、移動速度は遅くなります。
レズ(Rez)
セイヴァーの蘇生スキル「リザレクション」の略。味方を蘇生する際に「レズできるよ」のように使います。
ナイス(Nice)
味方の良いプレイに対して使う言葉。キルを取ったり、スパイクを設置したり、良いスキルを使ったときなど、さまざまな状況で使われます。「ナイスキル!」「ナイスディフ!」のように使われることもあります。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのは、VALORANTの世界で頻繁に耳にする用語の一部です。最初は難しく感じるかもしれませんが、まずはこれらの用語を頭の片隅に入れておくだけで、プレイ中のコミュニケーションがスムーズになったり、プロの試合観戦がもっと楽しくなるはずです。
VALORANTの世界へようこそ!専門用語を少しずつ覚えて、チームメイトとの連携を楽しんでください!
