この記事では、『League of Legends』(LoL)をあなたのPCから完全に削除するための詳細な手順を網羅的に解説します。
・lolをアンインストールする方法は?
・残留ファイルを完全に削除する方法は?
PCの容量を空けたい、ゲームの不具合を解消するためにクリーンな再インストールをしたい、といった場合に最適なガイドです。
Riot Clientを使った標準的な方法から、見落としがちな関連ファイルの削除、さらにはトラブルシューティングまで、あらゆる状況に対応できるよう徹底的に解説します。

Windowsの設定からアンインストール

Riot Clientが起動しない、または上記の手順でアンインストールがうまくいかない場合は、Windowsの標準機能を使って削除します。この方法も非常に確実で、多くのアプリを管理する上で一般的な方法です。


・Windowsの「設定」を開く
画面左下のWindowsのスタートボタンをクリックし、歯車の形をした「設定」アイコンをクリックします。あるいは、検索バーに「設定」と入力して開くことも可能です。
・「アプリ」を選択する
設定メニューが開いたら、アプリの項目を見つけてクリックします。これにより、PCにインストールされているすべてのアプリケーションの一覧が表示されます。
・LoLを見つけて削除する
アプリの一覧はアルファベット順に並んでいますので、スクロールして【L】の項目から「League of Legends」を探してください。クリックすると、「アンインストール」ボタンが表示されます。このボタンをクリックして、アンインストールプロセスを開始します。
ステップ2: 残留ファイルを完全に削除する

標準的なアンインストールが完了しても、ゲームの設定ファイル、キャッシュデータ、ログファイルなどがPC内に残ってしまうことがよくあります。これらの残留ファイルが、今後の再インストールや他のRiot Games製品に悪影響を及ぼす可能性があります。LoLを完全にクリーンな状態にしたい場合は、以下の手順で手動でファイルを削除することを強く推奨します。
Riot Games関連のフォルダを削除
エクスプローラーを使用して、LoL関連のすべてのファイルを保存しているフォルダを削除します。
【削除するべき主要なフォルダ】
・C:\Riot Games
: ここにはLoLのゲーム本体のデータが保存されています。もしアンインストール後もこのフォルダが残っている場合は、手動でフォルダごと削除します。
・C:\Users\[あなたのユーザー名]\AppData\Local\Riot Games
: このフォルダには、クライアントのローカルデータや設定ファイルが保存されています。AppData
フォルダは隠しフォルダになっていることが多いので注意が必要です。
・C:\ProgramData\Riot Games
: こちらにも一部のデータが保存されています。ProgramData
フォルダも通常は非表示になっています。
【隠しフォルダを表示する方法】
- エクスプローラーのウィンドウを開きます。
- 上部にあるメニューから「表示」タブをクリックします。
- 「隠しファイル」というチェックボックスがあるので、そこにチェックを入れます。これで、
AppData
やProgramData
といった隠しフォルダが表示されるようになります。
これらのフォルダを削除することで、LoLの痕跡はほぼ完全に消去されます。
レジストリから関連情報を削除(上級者向け)
レジストリとは、WindowsがPCの各種設定情報を保存しているデータベースです。アンインストール後もLoLに関するレジストリキーが残ることがあります。
レジストリの編集はPCの動作に重大な影響を及ぼす可能性があるため、この手順はPCに詳しい方のみに行ってください。不安な場合は、この手順はスキップしてください。
1.レジストリエディターを起動する: スタートメニューの検索バーに「regedit」と入力し、エンターキーを押します。
2.キーを検索する: Ctrl + F
を押して検索ウィンドウを開き、「League of Legends」と入力して検索します。
3.関連するキーを削除する: 検索で見つかった「League of Legends」や「Riot Games」に関連するキーを慎重に右クリックし、**「削除」**を選択します。不必要なキーを削除すると、システムが不安定になる恐れがあるため、慎重に作業を行ってください。
ステップ3: トラブルシューティング

アンインストール中に予期せぬエラーが発生したり、手順通りに進まない場合、以下の対処法を試してください。これらの解決策は、多くのアンインストール問題に共通して有効です。
アンインストールが進まない、エラーが表示される場合
・PCを再起動する: 多くのシステム関連の問題は、PCを再起動するだけで解決します。まずはPCを再起動し、再度アンインストールを試してみてください。
・タスクマネージャーの確認: LoLのアンインストールが失敗する原因として最も多いのが、関連プロセスがバックグラウンドで動いていることです。
アンインストール一覧にLoLが表示されない場合
標準的なアンインストール方法が使えない場合、以下の方法で強制的に削除します。
・手動でフォルダを削除する: 上記「残留ファイルを完全に削除する」の「Riot Games関連のフォルダを削除する」を参考に、LoLがインストールされているフォルダ(通常はC:\Riot Games
)をエクスプローラーから直接削除します。
これにより、ゲームのデータファイルは完全に削除されますが、レジストリ情報などは残る可能性があります。
・専用ツールを使用する: Microsoftが公式に提供している**「プログラムのインストールとアンインストールのトラブルシューティング ツール」**を利用する方法も有効です。
このツールは、アンインストールがブロックされているプログラムを検出し、削除を支援してくれます。公式サイトからダウンロードして、画面の指示に従って操作してください。
まとめ

『League of Legends(LoL)』をPCから完全に削除する手順を解説します。まず、Riot Gamesの公式クライアントか、Windowsの設定から標準的なアンインストールを行います。次に、ゲームデータが残るのを防ぐため、C:\Riot Games
や隠しフォルダ内の関連ファイルを削除してください。
上級者であれば、レジストリからの情報削除も推奨されます。もしアンインストール中にエラーが発生した場合は、PCを再起動するか、タスクマネージャーで関連プロセスを終了させましょう。
また、アンインストール一覧に表示されない場合は、手動でのフォルダ削除や、Microsoftの専用ツールを利用する方法も有効です。
これらの手順を踏むことで、PCをクリーンな状態にできます。
