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【HyperX Cloud III レビュー】人気ゲーミングヘッドセットの実力を徹底検証!

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ゲーミングデバイスブランドとして高い評価を得ているHyperXから登場した最新モデル「HyperX Cloud III」。前作から大幅に改良され、快適な装着感、臨場感あふれるサウンド、クリアなマイク性能を兼ね備えたヘッドセットとして注目を集めています。

本記事では、

・【HyperX Cloud III】実際の使用感や音質・装着感・マイク性能
・前モデル【Cloud II】との違い

などを徹底レビューし、プロゲーマーや配信者にとっての実用性、普段使いの快適さまで多角的に検証していきます。購入前にチェックしておきたいポイントを網羅しているので、ぜひ参考にしてください。

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しがないゲーマー

しがないゲーマーFPS歴12年
【経歴】
現在8年目の某企業のPC周辺機器の開発部門勤務のプログラマー&ブロガー
【FPS遍歴】
SA→PUBG→CSGO→APEX→VALORANT
今までの経験と実際に使用したりしっかりと調べた情報を記事にまとめています。現在他サイトも含め執筆した記事は1000記事越え、上位3位以内獲得記事多数
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【HyperX Cloud III】基本スペック

ゲーミングヘッドセットを選ぶ際に欠かせないのが、音質や装着感だけでなく基本的なスペックの確認です。ここでは、公式情報をもとに「HyperX Cloud III」の基本スペックを詳しく紹介していきます。

項目内容
装着タイプオーバーイヤー型
ドライバー53mm ダイナミックドライバー
周波数特性
(ヘッドホン)
10Hz – 21kHz
インピーダンス64 Ω
感度116 dBSPL/mW (1kHz時)
マイク取り外し可能、エレクトレットコンデンサー、ノイズキャンセリング対応
周波数特性
(マイク)
100Hz – 12kHz
接続方式有線(USB-A、USB-C、3.5mm)
重量約320g(マイク含まず)
対応機種PC、PS5、PS4、Xbox Series X

【HyperX Cloud III】実際の使用感

ゲーミングヘッドセットはスペックだけでは性能を完全に判断できません。実際に使用してみることで初めてわかる「装着感」「音質」「操作性」があります。本モデルは設計段階から長時間プレイを想定しており、その快適性や音質の実力は注目ポイントです。本項では、実際に使用した感想をもとに、ゲームプレイやボイスチャットでの使用感、日常での使い勝手を詳しく紹介します。

装着感

HyperX Cloud IIIは、前モデルから引き続き快適性を重視した設計です。柔らかいメモリーフォームイヤーパッドと厚みのあるヘッドバンドにより、長時間の使用でも頭部や耳への負担を軽減。重量は約320gと比較的軽量で、長時間のゲームセッションや配信でも疲れにくい設計になっています。またイヤーカップの形状が耳をしっかり覆うオーバーイヤー型で、外部ノイズを自然に遮断し集中しやすい環境を提供します。

音質

HyperX Cloud IIIは53mm径のダイナミックドライバーを搭載し、低音から高音までバランスの良いサウンドを実現。特にゲームプレイ時には足音や銃声などの細かい音までクリアに聞こえ、音の定位感も優れています。臨場感のある3Dオーディオに対応し、FPSやバトルロイヤルゲームでの戦況把握に役立ちます。また、音楽や映画鑑賞でも自然で迫力ある音質が楽しめます。

マイク性能

取り外し可能なノイズキャンセリングマイクは、クリアで自然な音声を届けます。ゲーム中のボイスチャットや配信、ビデオ会議にも適しており、環境ノイズを低減しながら鮮明な音声を届けられます。実際に使用してみると、声がこもらずクリアで、距離による音質の劣化も少ない印象です。着脱も簡単で、使用シーンに応じて柔軟に切り替えられます。

【HyperX Cloud III】と【Cloud II】との違い

ゲーミングヘッドセットとして高い評価を受けた「HyperX Cloud II」の後継モデルとして登場した「HyperX Cloud III」。外観は似ていても、音質や装着感、マイク性能、機能面などさまざまな部分で進化しています。本項では、前モデルとの違いを詳しく比較し、「Cloud III」がどのようにアップグレードされたのかを明らかにします。購入を検討するうえで重要なポイントとなる比較内容です。

項目HyperX Cloud IIIHyperX Cloud II
発売年2023年2015年
ドライバー径53mm53mm
音質臨場感ある3Dオーディオ対応、低音強化バランス型、低音控えめ
周波数特性10Hz – 21kHz15Hz – 25kHz
インピーダンス64 Ω60 Ω
マイク取り外し可能、ノイズキャンセリング対応取り外し可能、ノイズキャンセリング対応
装着感より柔らかいメモリーフォーム、軽量化設計メモリーフォーム採用、やや重め
接続方式USB-A / USB-C / 3.5mmUSB / 3.5mm
重量約320g約350g

【HyperX Cloud III】他製品との比較

ゲーミングヘッドセット市場には多くの選択肢があります。「HyperX Cloud III」が他製品と比べてどこに優れているのかを明確にするため、音質・装着感・マイク性能・コストパフォーマンスの観点から人気モデルと比較します。購入判断の参考になる内容です。

HyperX Cloud IIISteelSeries Arctis 7+Logitech G Pro X WirelessRazer BlackShark V2 Pro
USB-A / USB-C / 3.5mmUSB / 3.5mm / BluetoothUSB / 3.5mm / BluetoothUSB / 3.5mm / 2.4GHzワイヤレス
53mm40mm50mm50mm
10Hz – 21kHz20Hz – 22kHz20Hz – 20kHz12Hz – 28kHz
64 Ω32 Ω35 Ω32 Ω
取り外し可能、ノイズキャンセリング取り外し可能、双方向着脱式、Blue VO!CE対応取り外し可能、THX Spatial Audio対応
約320g約370g約320g約320g
有線接続のため不要最大24時間
(ワイヤレス時)
最大20時間
(ワイヤレス時)
最大24時間
(ワイヤレス時)
高音質・長時間快適・USB-C対応快適性・ワイヤレス接続・マルチプラットフォーム対応高音質・Blue VO!CE・プロ向け設計高音質・THX Spatial Audio・長時間装着快適

【HyperX Cloud III】の良かった点

実際に「HyperX Cloud III」を使用してみると、スペックだけではわからない魅力が数多く見えてきます。本項では、特に評価できるポイントに焦点を当て、装着感・音質・マイク性能・使いやすさなど、購入を検討する際に参考になる良かった点を詳しく紹介します。

  • 長時間でも快適な装着感
    メモリーフォームイヤーパッドと厚みのあるヘッドバンドにより、長時間のゲームプレイでも疲れにくい設計。軽量化もされており、長時間使用時のストレスが大幅に軽減されます。
  • 臨場感ある高音質
    53mm径ドライバーとチューニングの改良により、低音から高音までクリアでバランスの取れた音質を実現。特にFPSゲームなどでの音の定位精度が高く、臨場感あるサウンド体験が可能です。
  • 価格以上のコストパフォーマンス
    高性能ながら価格帯は15,000円前後と比較的抑えられており、初心者からプロゲーマーまで幅広く満足できる一台。

【HyperX Cloud III】の気になる点

「HyperX Cloud III」は多くの魅力を持つゲーミングヘッドセットですが、使用する上で気になる部分も存在します。本項では、実際に使用して感じたデメリットや改善が望まれる点について詳しく紹介します。購入前に知っておくことで、より納得のいく選択ができる内容です。

  • マイク性能は上位モデルに劣る場合がある
    ノイズキャンセリング機能は搭載されているものの、プロ向けモデルや専用ボイスチャット用機器と比べると若干明瞭さや音質に差があります。
  • 重量感はやや残る
    約320gと軽量化されてはいるものの、長時間装着すると若干の重さを感じるユーザーもいます。特に装着感に敏感な方は注意が必要です。
  • USB-C対応でも付属ケーブルが限られる
    USB-C接続は便利ですが、ケーブル長や付属アダプターが限られており、利用環境によっては別途ケーブル購入が必要になる場合があります。

まとめ

「HyperX Cloud III」は快適な装着感と高音質、優れたマイク性能を兼ね備えたゲーミングヘッドセットです。USB-C対応や長時間使用の快適性が魅力で、FPSや配信にも最適。一方、ワイヤレス非対応や重量感には注意が必要ですが、コストパフォーマンスの高い一台と言えます。

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