ゲーミングマウスは、一般のマウスとは違い、ゲームプレイを快適にするための特別な機能を数多く備えています。しかし、性能が良いものは高価なイメージがありますよね。
これからPCゲームを始めてみたいけど、どのマウスを選べばいいかわからない…
高価なゲーミングマウスは手が出ない…
そんな風に悩んでいませんか?
ご安心ください。実は、1万円以下でも十分な性能を持ち、あなたのゲーム体験を格段に向上させてくれるマウスはたくさんあります。
この記事では、コスパ最強のゲーミングマウスを厳選して10点ご紹介。あなたのプレイスタイルに合った最高の相棒を、この記事で見つけてください!

なぜゲーミングマウスが必要なの? 一般のマウスとの違いを解説

「ゲーミングマウス」と聞くと、派手な光り方やごついデザインを想像するかもしれません。しかし、その違いは見た目だけではありません。
一般的なマウスとの決定的な違いは5つあります。
ここではその5つを解説していきます。
高精度なセンサー
ゲーミングマウスは、高速な動きでもカーソルを正確に追従する高精度なセンサーを搭載しています。一般的なマウスでは難しい、素早いフリック操作でもカーソルがずれることなく、狙った場所にピタリと合わせることができます。この高いトラッキング性能が、FPSゲームなどでエイム(照準合わせ)の精度を向上させます。
プログラマブルボタン(多ボタン)
多くのゲーミングマウスは、サイドボタンなど複数のボタンを搭載しています。これらのボタンには、ゲーム内の特定の操作(スキルの発動や武器の切り替えなど)を割り当てることが可能です。これにより、キーボードとマウスの間で手を動かす手間が省け、より効率的で素早い操作を実現します。
高い耐久性
ゲーミングマウスは、激しいクリックや高速なマウス操作に耐えられるよう、高い耐久性を持つように設計されています。数千万回のクリックに耐えるスイッチが採用されているため、長時間のゲームプレイでも故障を気にすることなく、一つのマウスを長く愛用できます。
軽量設計・エルゴノミクスデザイン
長時間のゲームプレイでも手が疲れにくいよう、ゲーミングマウスは軽量化され、手にフィットするエルゴノミクスデザインが採用されています。プレイヤーが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、素材や形状に工夫が凝らされており、快適なプレイ環境をサポートします。
ゲーミングマウス選びの3つのポイント

数あるゲーミングマウスの中から、自分にぴったりの一台を選ぶためには、いくつか重要なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、マウス選びで失敗しないための3つのポイントを解説します。
ポイント1:持ち方で選ぶ – あなたは「かぶせ」「つかみ」「つまみ」どれ?
ゲーマーのマウスの持ち方は、大きく3つのスタイルに分けられます。自分の持ち方を理解することで、手にフィットするマウスの形状が見つかります。
持ち方 | 特徴 |
かぶせ持ち | マウス全体を手のひらで覆うように持つスタイルです。安定した操作がしやすく、比較的大きめのマウスが適しています。 |
つかみ持ち | 指と手のひらの一部でマウスを支えるスタイルです。バランスが良く、素早い動きにも対応しやすい中程度のサイズが良いでしょう。 |
つまみ持ち | 指先だけでマウスをつまむように持つスタイルです。最も素早い操作が可能で、軽量でコンパクトなマウスがおすすめです。 |
ポイント2:接続方式で選ぶ – 有線?無線?それぞれのメリット・デメリット
マウスの接続方式は、プレイ環境や個人の好みに合わせて選びましょう。
接続方式 | メリット | デメリット |
有線マウス | 接続が安定していて遅延がない。バッテリー切れの心配がなく、比較的安価。 | ケーブルが邪魔になることがある。 |
無線(ワイヤレス)マウス | ケーブルがないため自由な操作が可能。最近のモデルは遅延もほとんどない。 | 充電の手間や、価格が高い傾向にある。 |
ポイント3:DPI(感度)とポーリングレート – ゲーミング性能を左右する数値
マウスの性能を測る上で、DPIとポーリングレートという数値は欠かせません。
項目 | 説明 |
DPI(Dots Per Inch) | マウスの感度を表す数値です。高DPIだと少し動かすだけでカーソルが大きく動きます。ゲームの種類やプレイスタイルに合わせて調整できるモデルを選びましょう。 |
ポーリングレート(Polling Rate) | マウスがPCに位置情報を報告する頻度を表します。この数値が高いほど、カーソルの動きが滑らかで正確になります。ゲーミングでは一般的に1000Hzが推奨されています。 |
【厳選】1万円以下で買える高コスパゲーミングマウスおすすめ10選

ここからは、コストパフォーマンスに優れた1万円以下で購入できるゲーミングマウスを10点ご紹介します。価格は2025年8月11日時点の目安です。
1. Logicool G G203 LIGHTSYNC

ゲーミングマウスの入門機として不動の人気を誇るモデルです。低価格ながら、ゲームに必要な機能をしっかり備えています。プログラム可能な6つのボタンと、好みに合わせて光るRGBライティングが特徴。軽量で扱いやすいため、FPSやMOBAなど幅広いジャンルに対応します。
特徴 | プログラム可能な6ボタン、RGBライティング、軽量設計 |
価格 | 3,000円台~5,000円台 |
コスパ度 | ★★★★★ |
Google スプレッドシートにエクスポート
2. Razer DeathAdder Essential
人間工学に基づいた形状で、手のひらにフィットしやすいDeathAdderシリーズのエントリーモデル。シンプルなデザインながら、高速な操作にも対応する高精度なセンサーを搭載しています。耐久性にも優れており、初心者から中級者まで幅広くおすすめできる一台です。
特徴 | 人間工学に基づいた形状、高精度センサー、高い耐久性 |
価格 | 3,000円台~5,000円台 |
コスパ度 | ★★★★☆ |
Google スプレッドシートにエクスポート
3. SteelSeries Rival 3
エントリークラスとは思えないほどの高性能なセンサーと耐久性を兼ね備えたモデルです。7,500万回のクリックに耐えるスイッチを採用しており、激しいゲームプレイにも耐えられます。RGBライティングも搭載しており、見た目のデザイン性も高いです。
特徴 | 高性能センサー、7,500万回クリック耐久スイッチ、RGBライティング |
価格 | 4,000円台~6,000円台 |
コスパ度 | ★★★★☆ |
Google スプレッドシートにエクスポート
4. ROCCAT Burst Core
穴のない軽量デザインが特徴的なモデルです。独自の光学式スイッチを搭載しており、一般的なメカニカルスイッチよりも高速な反応速度を実現しています。非常に軽いため、マウスを大きく動かすプレイスタイルを好む人におすすめです。
特徴 | 穴のない軽量デザイン、高速な光学式スイッチ |
価格 | 4,000円台~6,000円台 |
コスパ度 | ★★★★☆ |
Google スプレッドシートにエクスポート
5. Logicool G G304 LIGHTSPEED

ワイヤレスマウスでありながら、有線マウスと遜色ないほどの高速なレスポンスを実現したモデルです。独自の「LIGHTSPEED」ワイヤレステクノロジーにより、遅延を気にせずプレイできます。軽量でコンパクトなデザインなので、持ち運びにも便利です。
特徴 | LIGHTSPEEDワイヤレステクノロジー、軽量、コンパクト |
価格 | 5,000円台~8,000円台 |
コスパ度 | ★★★★★ |
Google スプレッドシートにエクスポート
6. HyperX Pulsefire Core
シンプルなデザインと、手に馴染みやすい形状が特徴のモデルです。高精度なセンサーを搭載しており、DPIは最大6200まで設定可能。7つのプログラム可能なボタンも搭載しており、ゲーム内での操作を自由にカスタマイズできます。
特徴 | 7つのプログラム可能ボタン、DPI最大6200、手に馴染む形状 |
価格 | 3,000円台~5,000円台 |
コスパ度 | ★★★★☆ |
Google スプレッドシートにエクスポート
7. ELECOM M-G01URBK
多ボタンマウスの入門機としておすすめのモデルです。親指側に5つ、人差し指側に2つの計7つのボタンを搭載しており、MMORPGなど、多くの操作を割り当てたい人に最適な構成です。価格も手頃で、多ボタンマウスを試してみたい人にぴったりです。
特徴 | 10ボタン搭載(親指側に5つ)、DPI最大2400 |
価格 | 2,000円台~4,000円台 |
コスパ度 | ★★★★☆ |
Google スプレッドシートにエクスポート
8. BenQ ZOWIE EC3-CW
eスポーツのプロプレイヤーにも愛用者が多い、シンプルで信頼性の高いマウスです。余計な機能を排除し、純粋なパフォーマンスを追求しているのが特徴。特にFPSプレイヤーから高い支持を得ており、操作に集中したい人におすすめです。
特徴 | eスポーツ向け、シンプル設計、高い信頼性 |
価格 | 9,000円台~1,0000円台 |
コスパ度 | ★★★★☆ |
Google スプレッドシートにエクスポート
9. Cooler Master MM711
ハニカム構造を採用することで、驚くほどの軽量化を実現したモデルです。非常に軽いため、マウスを大きく素早く動かすプレイスタイルの人に最適。RGBライティングも搭載しており、見た目も美しいです。
特徴 | ハニカム構造で超軽量、RGBライティング、高耐久性 |
価格 | 5,000円台~8,000円台 |
コスパ度 | ★★★★☆ |
Google スプレッドシートにエクスポート
10. ASUS TUF Gaming M3
耐久性の高いTUF Gamingシリーズのゲーミングマウスです。人間工学に基づいた軽量デザインで、長時間のゲームプレイでも疲れにくいのが特徴。高性能なセンサーと7つのプログラム可能なボタンを搭載しており、機能性も十分。価格も手頃で、非常にコスパが高いです。
特徴 | 高耐久、人間工学に基づいた軽量デザイン、プログラム可能ボタン |
価格 | 3,000円台~5,000円台 |
コスパ度 | ★★★★★ |
よくある質問(FAQ)

ゲーミングマウスの購入を検討している方が抱きがちな疑問について、簡潔にお答えします。
ワイヤレスマウスの遅延や、安価なマウスでもゲームに使えるのか、マウスの寿命はどれくらいなのかといった、特に気になる点についてまとめました。ぜひ、あなたのマウス選びの参考にしてください。
Q. ワイヤレスマウスは遅延しないの?
A. 以前のワイヤレスマウスには遅延が問題になることもありましたが、最近のゲーミングワイヤレスマウスは、専用の通信技術「2.4GHz」を使用することで、有線マウスとほぼ変わらない低遅延を実現しています。バッテリー残量が少なくなると性能が低下する場合もあるため、定期的な充電を心がけましょう。
Q. 安いゲーミングマウスでも大丈夫?
A. はい、大丈夫です。今回ご紹介したように、1万円以下の低価格帯でも、ゲームプレイに必要な基本性能をしっかり備えたモデルはたくさんあります。まずは低価格なモデルで、自分の手のサイズやプレイスタイルに合ったマウスを探してみるのがおすすめです。
Q. マウスの寿命はどれくらい?
A. 一般的なマウスは、数百万回のクリック耐久性と言われています。ゲーミングマウスは、激しい使用を想定して数千万回のクリックに耐えられるように設計されているものが多く、一般的なマウスより長持ちします。
まとめ

ゲーミングマウスは、単なるPC周辺機器ではなく、あなたのゲーム体験を大きく向上させるための重要なツールです。DPI調整や高精度なセンサー、プログラマブルボタンなど、一般のマウスにはない機能が、ゲームをより快適で有利なものにしてくれます。
今回ご紹介した10選を参考に、まずは「自分の手のサイズ」や「持ち方」に合ったマウスを選ぶことが大切です。あなたにぴったりの一台を見つけて、最高のゲームライフを楽しんでください。